活動目的 ~どのような社会を目指そうとしているのか~
遠隔運転技術の提供により、自動運転社会の前倒しを可能にし、老若男女、障がいのある方/健常者を問わず、あらゆる人の移動の自由を実現します。
描く未来像は次の2つです。
- 障がいのある方・健常者の区別なく、誰もがドライバーとして活躍できる社会
遠隔運転は、バイワイヤ技術をもとにするため、ドライバーに合わせて操作入力手段を選択できます。障がいのある方も、遠隔ドライバーとして社会で活躍できるようになります。
- 場所の制限なく、地方や都市が助け合える社会
遠隔運転には空間的な制約もないため、離れた場所へ運転サービスを届けることもできます。地方で都市部の遠隔ドライバーを雇うなど、新たな雇用を生むこともできます。
活動目標 ~何を達成するか~
今回の実証で達成したい目標は次の2点です。
- 障がいのある方/健常者の区別なく、誰もがドライバーとして活躍するために必要な技術検証、改善ポイントの確認を行います。
- 遠隔運転がもたらす様々な移動の自由と、それを支える技術を紹介し、その先にある自動運転社会に対して期待することは何かを、一般の方々から伺います。
具体的な方法は、障がいのある方/健常者が遠隔運転するクルマと健常者が実際に運転するクルマによるリアルeモータースポーツを行い、遠隔技術によって、誰もがリアルワールドでのFun to Driveが体験できることを検証します。
遠隔モビリティがすべての人、社会に役立つ技術であることを、広く啓蒙し、理解を得る場にしたいと考えています。
関連記事
2023.8.25
AMD(トヨタ自動車株式会社)のインタビューページはこちら