活動目的 ~どのような社会を目指そうとしているのか~
人の意欲や身体機能を最大限に引き出し、挑戦できる社会を実現すること。
この目的の達成に向け、今回の実証実験では、半自動車椅子「Feeling」の移動支援によって、自ら移動することを希望するすべての人へ、乗りこなす感覚(主体感、安全性、安心感)の提供を目指します。
「支援が過度、不透明で不安、主体感を奪う」などの課題がある完全自動運転の車椅子に対し、自分で乗りこなし主体的に移動できる「Feeling」は、友人と顔を合わせ、会話しながら移動するなど、コミュニケーションや移動体験の充実が可能になると考えています。
今後は、庭園や美術館などへ適用先を拡大し、「意のままに見学できる」移動支援の実現も計画しています。
活動目標 ~何を達成するか~
半自動車椅子「Feeling」は、ユーザーの操縦と、自動運転技術にもとづくシステムの組み合わせによる共有制御により、主体感と安全性を兼ね備えた移動支援を行います。また、触覚提示デバイスを使い、システムが認識している周辺の障害物情報など、認知情報をユーザーへ伝達します。これによりシステムの透明性が生まれ、ユーザーにとっての安心感が生まれると考えています。
そのデバイスを使い、次の検証を行う予定です。
- サーキット内のスペースで実際に操縦してもらい、Feelingを体の一部のように乗りこなす感覚体験。
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2023.8.25
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