活動目的 ~どのような社会を目指そうとしているのか~
創業より培ったレーザ、光学技術をもとに、網膜に映像を直接投影できる技術を開発し、視覚支援へと応用しています。
視覚障がい、ロービジョン(眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力が0.3に満たない状態)であっても、網膜投影技術があれば、レースなどのイベントを観戦したり、写真撮影したりすることも可能です。
多くの福祉機器は障がいによる不便さの解消に主眼を置きますが、網膜投影技術で視覚障がい、ロービジョン当事者が抱えるマイナスをゼロにするだけでなくプラスの価値を提供することができれば、より豊かな暮らしが送れるでしょう。
それが私たちの目的であり、願いです。
活動目標 ~何を達成するか~
視覚障がいのある方が、網膜投影技術によって支援された視覚を含め、身体全体でカーレースの迫力を体験するとともに、走行シーン等の写真撮影を楽しんでいただくための支援を行います。具体的には、次の2点で検証を行います。
- 高性能カメラの映像を、網膜に直接投影するビューファインダーを使い、視覚障がいのある方も、走行シーンの撮影ができるシステムのプロトタイプ開発。
- ロービジョン当事者のご協力を得て、開発したプロトタイプのカメラシステムを使い、サーキットでのレースシーンを観戦、撮影できるイベントを実施。
国内で約145万人、世界では数億人といわれるロービジョンの方に、新たな可能性を提供します。
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2023.8.25
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