Dotlumen SRLの皆さんにお話を伺いました!
ご提案のアイデアについて教えてください
.lumenは自動歩行AI(PAD AI)を開発し、視覚障がいのある方のためのスマートグラスに搭載しました。
スマートグラスは、ヘッドセットの形をし、盲導犬の主な機能を模倣しています。盲導犬がユーザーの手を引っ張ることで動作するのに対し、スマートグラスは特許取得済みの触覚技術を使ってユーザーの頭を「引き」、障害物を避けたり、歩道を歩いたり、横断歩道や屋内/屋外の移動をサポートします。これは、自動運転のように、視覚障がいのある方を誘導するものです。
発案のきっかけについて教えてください
Cornelは障がいのある家族がいます。そのような環境で育ったことで、テクノロジーがいかに役立つか、しかし障がいのある方のためのテクノロジーがいかに少ないかを知りました。この心からの使命を胸に、テクノロジーの力を利用して人々の生活に本当の意味で変化をもたらすことを目指して、.lumenを始めました。
目指す世界について教えてください
アシスティブテクノロジーが障がいのある方のバリアを取り払う世界を目指しています。
本コンテストでの取組み内容、実証内容について教えてください
私たちは日本で事前テストを行い、期待される高い基準を満たしていることを確認しました。このフェーズは、実証環境を理解するために重要であり、ここで得られた知見は有益なものとなりました。
その後、2024年11月に予定されている実証に向けて入念に準備を行い、チーム内で協力して技術を微調整しました。
苦労している点について教えてください
日本も含めた実証環境を理解することが重要でしたが、事務局のサポートもあり、経験値も増え、現在は目標に集中できています。
最後に意気込みをお願いします
私たちは、努力が報われ、日本の何千人もの視覚障がいのある方のモビリティを向上させることができると自信を持っています。モビリティの向上は、より良い教育、より良い雇用、より良い社会生活につながるというのが.lumenの基本的な信念です。