株式会社袖縁
トリセツ付どこでもインターホンで困っている人へ楽しめる環境の提供

トリセツ付どこでもインターホンで困っている人へ楽しめる環境の提供

株式会社袖縁代表の友枝さんにお話を伺いました!

ご提案のアイデアについて教えてください

障がい者や高齢者、ベビーカー利用者や外国人(※)などの困りごとに遭遇しやすい要配慮なお客さまが、困ったらスマホで駅なら駅員、店なら店員に繋がる「どこでもインターホン」アプリを開発しています。
要配慮特性と好みの対応を書いた「トリセツ」付きで、お客さまもスタッフも安心、日本中を心通うほっこり共生タウンにすることを目指しています。

※翻訳機能は来年度予定

発案のきっかけについて教えてください

同僚の「視覚障がいのある知人が駅が怖いと言っている」の一言がきっかけです。駅を観察すると、歩きスマホで周りを見てない人、スマホを操作しながら点字ブロックの上に立っている人もいて、スマホで危険が増してるという事実を突きつけられました。
ならば、スマホで障がいのある方の存在を知らせてあげれば何かが変わるのではないかと思ったのです。

目指す世界について教えてください

障害者等マイノリティの生きづらさに通底するのは、無知無関心無責任(≒心のバリア)層の存在だと思います。袖縁アプリをきっかけに要配慮者へ接客する機会を多くの方々が増やすことで、凝り固まった心のバリアを溶かし、
・要配慮者の出かける勇気と楽しさ
・接客するスタッフの有用感と幸福感
・事業者側の新たな顧客セグメントの開拓
この三方良しとなる、心通うほっこり共生タウンを目指します。

本コンテストでの取組み内容、実証内容について教えてください

2023年度コンテストの結果を受け、
・アプリの使い勝手の向上
・アプリの安定性向上
・新たなセグメント、イベントへのアプリ対応
に取り組んでいます。
より安心して使えるよう、また、安心ほっこりな場所・領域が増えるよう、挑戦中です。
富士スピードウェイでお待ちしてます!

苦労している点について教えてください

人呼んで、トリセツ付「どこでもインターホン」、アプリ袖縁。
個人商店でも、商店街でも、モールでも、駅でも、イベントでも使える!
さまざまな場面で変わりなく使えるよう、その裏では汗と涙の難行苦行の作り込みが待ち受けています。
今もめげずに奮戦中!

最後に意気込みをお願いします

さまざまな地域に、「移動」先、安心ほっこりな居場所・行き場所を増やすべく、精進します!
袖縁に賛同する地域貢献活動団体とタイアップし進めていきたいと思います。

プロジェクト代表者
代表者写真
プロジェクト代表者
友枝 敦
電子工学から第二次AI、ソフトウェア工学のR&Dなどを経て事業企画に従事。
2016年12月から袖縁としての活動を開始し、2020年2月(株)袖縁で社会起業。
現在、日本福祉のまちづくり学会共生DX特別研究委員会で委員長を務める。
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